科学の進歩は著しく、昔ではあり得なかったことが実際に現実世界に起こるようになっています。
例えば医療、介護の需要にこたえるため、オンラインでの遠隔診療や医療現場へのロボットやAIの導入を促進しようとしています。
また、人工知能と訳されるAIなども必要な情報を必要なタイミングで提供できる仕組みとして今後もますます普及していくと思います。
そんな科学技術の進化が一堂に体験、見学できる「Society5.0科学館」が東京スカイツリータウンで2021年7月に開催されました。
こちらのイベントでは様々な公演が行われどれも大盛況だったみたいですよ！
また協賛したパートナー企業は100社を超えており、注目の高さが伺えました。
Society5.0とは？
そもそも今回のイベントで話題になったSociety5.0とは？
サイバー空間（仮想空間）とフィジカル空間（現実空間）を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会（Society）のことです。
これまでの歴史の中で、狩猟社会（Society 1.0）、農耕社会（Society 2.0）、工業社会（Society 3.0）、情報社会（Society 4.0）に続く、新たな社会を指すもので、第５期科学技術基本計画において我が国が目指すべき未来社会の姿として初めて提唱されました。
これまでの社会では、経済や組織といったシステムが優先され、個々の能力などに応じて個人が受けるモノやサービスに格差が生じている面がありました。Society 5.0では、ビッグデータを踏まえたAIやロボットが今まで人間が行っていた作業や調整を代行、支援するため、日々の煩雑で不得手な作業などから解放され、誰もが快適で活力に満ちた質の高い生活を送ることができるようになります。
ちなみに自然災害が多い日本では被災状況を電波でスキャンする技術が既に使用されており、9〜10GHzの周波数帯の電波を使って、地形や建物等の状況を把握する「Pi-SARのアンテナポッド」があります。
これは災害緊急時に航空機などに搭載して、被災状況を電波でスキャンして見える化するものです。
夜間や雨天、霧など、天候や気象状況に左右されずスキャンすることができるため、東日本大震災の時にも活用され、火山噴火時には噴煙があっても火口の状況を把握することができます。
society5.0は2050年ごろの社会のあるべき姿だとされていますが、日本では2030年をメドに具体化するのが1つの目標となっています。
そしてその未来に向けて今も実用化に向けて様々な研究がなされています。
進化を続けるオンラインカジノ
現代の技術の進化は目を見張るものがありますが、それはギャンブルの世界にも広がっているようです。
最近なにかと話題のオンラインカジノとは、スマホやパソコンなどを通じてインターネット上で行うギャンブルのことです。
各種オンラインカジノサイトでは、ルーレットやスロット、ポーカーなど実際のカジノ施設で行われているようなギャンブルをイメージした画面が出てきます。
また技術革新により、オンラインカジノの提供するゲームのビジュアル面でのクオリティは年々上がっています。
この数年でスロットゲームなどの映像が以前と比べて見違えるほど美しく成長しており、それに加え、今後はVRの技術を使ったゲームも増えることが予想されています。
VRの技術を導入することで、従来のオンラインカジノと違いゲームが立体的に見え、さらにはライブディーラーやスロットマシーンなどとの距離感が近いため、家にいながらも実際の店舗でギャンブルをしているような錯覚にとらわれます。
今後も進化が予想されるオンラインカジノ最新情報でお得な情報をゲットしましょう。
今後日本はどうなっていくのか？
日本は世界に先駆けて少子高齢化、人手不足、過疎化といった課題を抱える先進国です。
人工知能やIoT、ロボットはあくまで技術であり、人の仕事を奪うものとなるか、新しい時代を切り開く有用なツールとなるかはこれらを使う人次第です。
冒頭で紹介した内閣府のSociety 5.0に関するページでは、人工知能やロボットは不得意な作業から人を解放し、すべての人が活力に満ちた質の高い生活を送ることを助けるものとしています。
よくAIに仕事が奪われるようになるとニュースなどでも取り上げられますが本当に奪われるかどうかは私たち次第なのかもしれません。
今後は人だけではなく様々なロボットや人工知能とも共存していく未来は必ず来ることでしょう。