空飛ぶ車のメリット・デメリット

いつ実現できる?空飛ぶ車のメリット・デメリットを真面目に考察

様々なフィクション作品に登場する「空飛ぶ車」。ここ数年でいっきに現実味を帯びてきました。Society 5.0科学博等のイベントで最新技術を目にして、空飛ぶ車も実現できるんじゃないと感じた人も多いですよね。今回は空飛ぶ車が実現した時のメリット・デメリットを真剣に考察してみました。

実は既に空飛ぶ車は実現していた?

多くの人の憧れである空飛ぶ車ですが、実は既に実現していた事をご存知でしょうか?
ドイツには、「Volocopter(ボロコプター)」という、エアタクシー用の空飛ぶ車の設計を専門に行なっている有限会社・航空機メーカーが存在します。
こちらのVolocopterは、2019年10月にシンガポールにて、空飛ぶタクシーの有人試験飛行を成功させています。既に人を乗せて空飛んだ車があるという事実だけでワクワクとした期待感がわいてきますよね。
因みに、こちらのエアタクシーは、今後自動運転機能を活用した無人飛行を計画しています。
もちろん、空飛ぶ車の開発に尽力しているのは海外だけではありません。
日本でも2023年頃の実用化に向けて空飛ぶ車の開発が行われていると噂されています。

空飛ぶ車のメリット

空飛ぶ車のメリットとは?

まずは、空飛ぶ車のメリットを3つ紹介しましょう。
まだ、実用化には至っていない空飛ぶ車ですが、実際に一般人が使用できるようになった時には、どんなメリットが得られるのでしょうか?

都市部の渋滞緩和

空飛ぶ車が実用化した際に最も大きなメリットだなと感じたのが「都市部の渋滞の緩和」です。
朝・夕という通勤・通学ラッシュの時間帯は、電車・バス・自家用車と様々な乗り物が渋滞します。
空飛ぶ車が実用化されると、車の走行可能エリアが空まで広がります。
その結果、渋滞が緩和され24時間いつでもストレスのない移動ができるようになると予想されます。

離島や都市部から離れたエリアで活躍

空飛ぶ車が活躍するのは都市部だけではありません。
離島や山間部といった車で行き来する事ができないエリアでも空飛ぶ車なら移動ができるようになりますよね。
その結果、個人での移動や万が一怪我や病気をした場合でも迅速に大きな病院に行く事ができます。
空飛ぶ車が実現する事で、安心して暮らせる環境が整う地域もあるという事です。
また、交通アクセスが良くなる事で、観光地としての需要が出てくるなど、雇用の増加にも繋がるかもしれませんね。

災害時に活躍

普段の生活だけではなく、「災害時」にも空飛ぶ車は活躍すると思いませんか?
地震災害は、家屋が倒壊したり、道路が陥没したりと、従来の車ではスムーズな移動が困難となっています。
しかし、障害物が何もない空飛ぶ車であれば、スムーズに救助活動を行う事ができるようになりますよね。
けが人の搬送や救援物資の輸送など、災害時に活躍するのも空飛ぶ車のメリットだと言えるでしょう。

空飛ぶ車のデメリット

空飛ぶ車のデメリットとは?

実用化する事で様々なメリットが生じる空飛ぶ車ですが、逆に実用化の際にはデメリットも生じると考えています。
空飛ぶ車には、どんなデメリットがあるのかも考えてみました。

安全性への不安

恐らく、空飛ぶ車のデメリットを想像した時に最も多くの人が挙げるのが「安全性」ではないでしょうか?
早く実現してほしいという気持ちもありますが、「本当に安全なの?」という疑問が払拭されないのも事実です。
現在の自家用車と同様に法整備されたとしても、やっぱり違反する人は出てくるでしょう。
事故に巻き込まれた際の安全性はどうしてもデメリットとなってしまいます。
誰でも安全に運転できる空飛ぶ車が開発される事を期待して待ちましょう。

免許取得費用が高額に

空飛ぶ車を運転するためには、免許が必要になると考えられます。
その際には、従来の免許よりもさらに高額な費用が必要となります。
現在ですら、MTとATで差がつけられているように、空飛ぶ車の免許も取得費用に差がつけられると言われています。
どれぐらい高額になるかまでは予想できませんが、一般人からすると少し手が出しにくい金額になるのでは?と考えています。

まとめ

以上が、勝手に想像した空飛ぶ車のメリット・デメリットとなります。
読んでみて納得する内容もあれば、待ったと言いたくなる内容もあったと思います。
ぜひ、暇な時に空飛ぶ車が実現した時の事を想像してみてください。